ピアノを売る前にチェックしておきたいこと

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ピアノを売る前にチェックしておきたいこと

業者が引取しないピアノとは?

業者によってほしいピアノは異なるものの共通の確認事項があります。

査定時に必ずチェックするのが

ピアノのダメージの有無

査定フォームから申し込む際にはチェック項目があり、すべてクリアしていれば買取してもらえる可能性が高いです。

業者が重視するのは「ピアノにダメージがないこと」です。


申告通りの状態で特に問題がなければ引取りますが、致命的なダメージが見つかった場合にはピアノの引取を断ります。

ピアノの引取を拒否される致命的なダメージとは、

・水濡れ

・ペットのオシッコ

・大きな傷(響板割れ、鍵盤割れ等)

・虫食い

・タバコのニオイ

小傷(軽いひっかき傷)程度なら大丈夫な業者が多いですが、減額してくる業者もまれにあります。
引取当日にピアノの状態をくまなくチェックされるので事前申告は正直にした方が良いです。

良心的な業者はピアノの状態によっては引き取りできなかった場合でも出張料をとりませんが、なかには出張料を請求してくる業者もいます。

もし引き取りできなかった場合に出張料を請求されないかどうか事前にメールで問い合わせておき、文面で証拠を残しておくと安心です。

ピアノを売る直前に調律はした方が良い?

ピアノの買取業務をしていた頃、顧客からよくこんな質問がありました。

「調律はした方がよいですか?」

この質問をしてくる人の意図は、

「調律をしてないと(音質が悪いと)買取価格は下がりますか?」

「直前に調律すれば買取価格は上がりますか?」

要は、直近の調律の有無で査定額が変わるのかを確認したかったようです。

結論、ピアノ買取業者に売る場合は直前の調律は不要です。売る直前に調律しても査定額は変わりません。

「調律をしたばかりなので査定額をもう少しあげてくれませんか?」
とねばる強者もまれにいましたが、上がることはありません(笑)

定期的に調律していれば大丈夫で(年1回程度)、売る直前に調律をしたところで査定額があがることはないので、業者に売る直前に1万円以上かけて調律するのはもったいないです。

ただ、フリマサイトやオークションでの個人間売買をするなら音質を気にする買い手が多いので、調律しておくと良いかもしれません。

まとめ

ピアノを売る前に確認すること

・ピアノに大きなダメージがないかチェックする(水濡れ・とれないニオイ・割れなど大きな傷はNG)

ピアノを売る直前に調律は必要?

・直前の調律は必要なし(年1回程度の定期的に調律されていればOK)