ピアノの防音対策に消音機能がオススメ。後付けはできる?
2023.11.27更新
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ピアノに消音機能は必要?
他人の騒音に厳しい昨今、一戸建てでもピアノの音が大きすぎると苦情が来てしまう可能性があります。
防音室や防音パネルで対策するのがマストですが、夜間の演奏だと小さな音でもかなり響くのでご近所迷惑になります。
「夜間も練習したいけど、防音室までは設置できない」
そんなときは消音機能の付いたサイレントピアノがおススメです。
消音機能があれば、通常モード/消音モードに切り替えられるので、夜間は消音モードに切り替えヘッドホンを付けて弾くと音が外にもれず思いきり弾くことができます。 これからピアノ購入を検討するのならサイレントピアノがオススメです。
今使っているピアノに消音機能は後付けできる?
既にピアノが自宅にあり、消音機能を後付けしたい場合は、購入したピアノ店に相談します。
消音機器の購入+設置を依頼する際には代理店(楽器店やピアノ修理店)経由で修理を依頼することになります。
後付けできるかどうかはピアノの状態によります。
アップライトピアノなら後付けできることが多いですが、グランドピアノの後付けは難易度が高くベテラン技術者も嫌がるため断られることが多いです。
消音機器を設置するにはアップライトピアノでも中古ピアノ1台分(最低30万円以上)はかかります。
ちなみに、消音機器は純正ではなく海外製の機器になることが多いです。
消音機器の設置はピアノに傷をつけるので、ベテラン職人(ピアノの電子機器専門技術者)にしかできません。
下手に素人がDIYのつもりで機器だけネットで安価に購入し、自身で設置を試みるのはご法度です。
一度ピアノに大きな傷をつけてしまうと、ピアノの音質どころかピアノそのものがダメになってしまいます。
まとめ
ピアノに消音機能は必要?
・防音対策を気にするならサイレントピアノがおすすめ
消音機能は後付けできる?
・アップライトピアノなら後付けできることが多い
・グランドピアノへの後付けは難しい。サイレント機能付のグランドピアノを買うと良い